当塾の完全個別指導の特徴の1つに“書く授業”というのがあります。

当塾は一人ひとりに応じた個別指導であり、それぞれの学力、進度、個性・特性に合わせた完全個別指導です。ですので、講師:生徒は1:2が基本ですが、それぞれ全く違う内容やカリキュラムで授業を行います。

進度の早い生徒は、どんどん先に進み、実力テスト対策や英検対策などを通常授業の時間内でたくさん取り組むことができます。また、勉強が苦手な生徒は、生徒に合わせたペースで「わかる」ようになるまで反復練習をします。

そして今回の本題ですが、当塾では、″聞く授業″よりも″書く授業″で進めています。集団塾の特徴は、″聞く授業″にあると思いますが、講師によって40-50分ほど講義があり、それを「聞いて理解する」ということがメインになってきます。

一方で、当塾では、″聞く授業″を最小限にとどめて、実際に問題を解いて″書く授業″を重視しています。

というのも、私たちの経験上、聞いてわかったつもりになっていても、実際に問題を解けるかどうかは全く別問題だと思うからです(やったつもり病と呼んでいます)。

「要点を説明→問題を実際に解く→わからない点や間違いを説明する→再度解いてみる」の繰り返しであいまいな理解を確かな理解へと定着させていきます。

さらに、限られた授業時間の中で、「できるだけいろいろな問題に触れる」ことも大切にしています。もちろん“聞く授業”で全体像を理解することも大切ですが、講義は学校でも行われていますし、より大切なのはそれぞれのつまづきポイントを丁寧に見て、「できるようにする」ということだと思います。

この方式だと、自分以外の周りにペースを合わせることなく、その生徒に応じた効果的・効率的な授業が可能となります。無駄な作業などもない分、生徒にとって有効な時間の使い方ができています。