びっくりするくらい勘が良い生徒がいます。習ってもいないのになぜか正解することが多いんです。これってやっぱり勘が良いということでしょうか。では、勘が良いってどういうことでしょう。持って生まれた才能?私はそうは思いません。勘が良いのは生まれつきのものだけでなく、トレーニング次第で向上させることができるものだと思います。
英語に関しては、勘が良いとは、つまり、丁寧に問題文を読んで、英単語や英文の内容がわからなくてもわかる情報だけを探して、あれやこれやと結びつけて答えを推測する力のように思います。勘が良くない生徒というのは、つまりは、「わからない問題=適当に答える」 ので正答率が低いということではないでしょうか。
表題の「勘を磨く」ということは、丁寧に問題を読み、与えられた(知っている)情報だけで推測する力(分析する力)、わからなくても分かろうと努力する力=最後まであきらめない力 を磨くことだと思います。これは天賦の才能ではなく、後天的に身につけることができる才能です。
自分は勘が鈍いからと諦めずに、まずは解答を必死で求める姿勢から身につけてみましょう。
[勘を磨く]=最後まであきらめずに答えを求める姿勢を身につける