夏休みも終わり、今週で期末テストを終えるといよいよ中3生は本格的に受験モードに入っていきます。さてさて受験生たちがどこまで受験に対して我が事と考え、当事者意識を持っているかは再点検する必要があります。
「あのスマホゲームが今熱い!」
「今度、連休に旅行に行きたい!」
「高校とかどこでもいいかな〜」
なんて考えてる場合ではありません。これでは自分が受験生であるという意識が感じられませんね。
どうすれば当事者としての意識が芽生えるか。たとえば、連日のニュースに対して「ウクライナ戦争はどこか遠い世界のことだから自分には関係ない。」と思っていたら世界有数の小麦輸出国のウクライナから小麦の供給がストップ。日本でもパンやパスタの値段が高騰すると聞くと急に戦争が生活に直結されて我がことと思えるようになりませんか。
つまり、当事者意識を持つには自分の身近なことに置き換えて考えてみることが大事だと思います。受験もまったく一緒。どこまでも自分のことなんです。先生や保護者が受験するわけではありません。将来の自分のために学び、受験するのです。そのことをよく理解してもらえるようにしっかり背中を押してあげないといけません。
スマホゲームは受験が終わってからでも、大人になってからでもできます。でも、高校受験は人生で一度きり。今だけです。しんどいけど自分の将来について真剣に考えられるとてもとても大事な時間を有意義に使ってください。
人生の主人公はどこまでも自分自身。代役はいませんから。