意欲的でない子どもに勉強を強制することについてですが、できればそうしない方が良いに決まっています。ただ、致し方ない面もありますし、同様のことで悩んでおられる保護者の方々も多いです。しかし、どんな教科でも良いので学ぶことが楽しい!自分自身がより良くなることが嬉しい!と感じる感情や経験を持ってほしいなと思います。

勉強がニガテな子どもたちの多くが「勉強はいやいややらされるもの」であり、「楽しくないもの」になってしまっているように思います。せっかく一生懸命がんばって勉強して進学したのに、親や学校の束縛が解かれた瞬間に無気力・無目的になったり、高校や大学中退になったりはよくある話です。学ぶことは自分のためであり、楽しいことと感じられる子どもたちは大人になっても自主的に学び続けます。そこに強制性はなく、学ぶことの意味や自分のためになると知っているからです。

では勉強嫌いの子どもたちはどうすれば良いのか?一番いいのは周りの大人たちや親自身が楽しく学んでいる姿を見せることではないでしょうか。その姿を見て、子どもたちも自然とそれが当たり前になると思います。当塾では、私たちも学び続け、成長し続けるという姿勢を見せることも重要視しており、生徒が「勉強が楽しい!」と言ってくれることが私たちにとって最高の褒め言葉になっています。