当塾は異学年制度なので、学年の異なる生徒たちが同じ時間帯に学んでいます。ですので、生徒がつまずいていたら学習を終えた先輩や同級生に「教えてあげて。」とお願いすることがあります。すると、「わかった!」と率先して教えてくれたりします。


学習定着率を図示するラーニングピラミッドというものがあります(図参照)。これによると学習定着率の低い順に、講義を受ける→読む→視聴する→実演してもらう→議論する→自ら体験する→教える ということだそうです。つまり、「人に教えること」は、自分の学習定着を図る最善の方法だということです。喜んで教えている生徒たちを見ていると驚くほどその効果があると思えてきます。誰かに「教えられること」だけが学習ではなく、誰かに「教えること」も立派な学びなんですね。

画像引用: キャリア教育コラム(https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/)